アイデアを苦しまずに出す方法
[schoo]
アイデアを苦しまずに出す方法
講師:株式会社バンダイ 企画開発 高橋 晋平氏
・個人ブレスト
まずは良い悪いではなくどんなアイデアでも出す
アイデアの3大原則
1.アイデアとは既存の要素の組み合わせ以外の何物でもない
2.アイデアは質より量である
3.まずダメなアイデアを出す
アイデアの考え方
1.答えがほしい「問題」を設定する
2.1の問題に何かを掛け合わせる
問題 × 〇〇 = アイデア
例)問題:新しいアプリの開発
アプリ×さかな=釣り、魚の漢字暗記
アプリ×くるま=レースゲーム、ナンバープレートの語呂合わせジェネレーター
ポイント
・とにかく頭に思い浮かんだものをメモする
・迷ったり止めたりしない
・ダメなアイデアがたくさんでるほどいいと思え
・良いアイデアを出そうとすると手がとまる→とにかく手を止めない
方法
アイデアしりとり
問題×〇〇の〇〇をしりとりであてはめる。
※重要ポイント
とにかくスピードのみ
しりとりワードにこだわる必要もない、あくまで発想のきっかけ
自分の脳にあまり考えさせない、考えると似たような傾向のアイデアになってしまう。
何故ダメなアイデアから出すのか?
・ダーツと一緒
的の真ん中が素晴らしいアイデアだとしたら、たくさん投げた方が良い
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる理論
何故量が重要なのか?
・オーディションと一緒
たくさんの候補から選んだほうが確率的に良いアイデアに出会える可能性があがる。
たくさん出したアイデアから最高のアイデアをだすには?
1.自分で候補を絞り
2.さらに候補を改良・拡散し
3.できれば他人と一緒に選ぶ
→いいアイデアは一人より他人を交えたほうがいい
他人に話して反応を見る
会社や上司に負けないアイデアの通し方
アイデアが苦になる→上司に否定されたり、いいものをだそうと苦しむから
テクニック1
上司は否定したい生き物であるという前提をもつ
上司は立場的に何かしら口を出したいもの。
なのでアイデア候補を複数だす
・優等生アイデア
・ぶっ飛んだアイデア
・普通のアイデア
・上司、お客様が好きそうなアイデア
・捨てネタ(意外に重要)
・自分がやりたいアイデア
テクニック2
やりたいアイデアを上司の口から言わせる。
自分が本当にやりたいアイデアにわざと穴を用意しておく、上司がそこはこうしたほうがいいんじゃないかと突っ込ませる。
→なるほど、さすがと感謝する。
→上司は自分がアドバイスをした以上応援する側になる。
総括
1.問題に対しアイデアを大量に出す。
2.自分or他人と候補を選ぶ。
3.最高のアイデアを決定する。
以上
アイデアを出す方法論が学べたのは非常に勉強になりました。
講師の高橋さんは、あの無限プチプチなどを開発した方だそうで説得力もありました。
書籍も読んでみたいなとおもいます。
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