OPブログ

日々学んだことをアウトプットしちゃいます

そのマネジメントは何故機能しないのか?

 

[schoo] 

そのマネジメントは何故機能しないのか?

 講師:メンタルトレーナー 森川 陽太郎氏

 

・日本においてポジティブシンキングが流行り感情を評価するようになった。

 

緊張のお話

 森川氏は元プロサッカー選手で日本国内、欧州等でプレー経験がある。

・日本での試合前

 緊張すると言うと「メンタル弱いなー」と言われる。 

・欧州での試合前

 緊張すると言うと「最善を尽くして頑張ろう」と言われる。

 

緊張=ネガティブ・メンタルが弱いではない。

 

緊張をコントロールするのは難しい→ならば数週間前から本番を想像し緊張状態を保つ。

そうすると緊張に対しての否定感(緊張するとうまくいかない)等をなくし緊張しててもうまくできるという肯定感を持てる。

 

ポジティブシンキングの弊害 

 

ポジティブシンキングに傾倒しすぎると結果ではなく過程で満足感を得てしまう。

→この満足感が組織を弱くする原因となる。

→過程で満足感を得ることで結果が出なかった時に傷つかないように保険をかけている。

 

弱い組織とは

・感情に囚われて自己満足に走り、本質を見失う人が多い。

強い組織とは

・結果に責任を持ち、結果で満足感を得る人が多い

 

本質を見失わないには?

・組織の求める結果を明確にし一行で書き出す。

「売上〇〇」等←これが達成してれば結果はでている。

・自分ルールをつくらず上記に上げた結果に対してどうだったかを判断する。

 

まとめ

・過程ではなく結果を重要視する。

・正しい目標の設定と共有が大事。

 

以上

 

結論としては過程より結果というよくあるお話でしたが、日本人は特に過程を美徳化する傾向がまだまだあり、ITの台頭により国境の垣根がなくなってきた世界と戦っていくには考えをしっかりと改めなければいけないなと思いました。

 

自己啓発等の流行でポジティブシンキングが良しとされていますが、ポジティブシンキングすることを目的化してはいけないという事、緊張等の要素は必ずしもネガティブではないということ等ハッとさせられました。

 

ビーチフラッグでの実験もおもしろかったです。

書籍により詳しく載っているそうです。

ネガティブシンキングだからうまくいく35の法則

ネガティブシンキングだからうまくいく35の法則

本番で実力が出せない人のための 「いつもの自分」トレーニング―簡単!直前!“勝負弱さ”を克服する50の方法

本番で実力が出せない人のための 「いつもの自分」トレーニング―簡単!直前!“勝負弱さ”を克服する50の方法

 

この講義はオンライン学習サイトschooで見ることができます。

過去の講義は有料会員になってしまいますが無料会員でも月1つまで過去の講義を閲覧することができます。

興味のある方は是非御覧ください。